健康栄養専攻 本科2年 前期に開講されている「臨床栄養学実習」について紹介させていただきます。
この授業は、様々な疾患に対する栄養食事計画の技術を養うことを目的としています。
先日、糖尿病の患者などに提供する“エネルギーコントロール食”の献立作成を行いました。
食品構成表に基づき、豆、肉、いも、野菜、果物、乳製品など幅広く食材を盛り込みながら、
栄養価の基準を満たすことに力を入れました。
その翌週は、グループごとに考えた献立で調理実習を行いました。
実際に調理・試食をしてみて、時間内に作業を終えることができる調理工程になっているか、
幅広い世代の方が食べやすい献立になっているか、また満足感が得られる献立になっているか、
見た目からも食欲がそそられるかなど、幅広い視点で評価、考察を行いました。
学生たちは病院栄養士になったつもりで、真剣に授業に取り組んでいました。